こんにちは!calme店長の岡田真樹です

今日はこれから美容師になりたい!と思っている方に向けて少しでもお役に立てばと思って美容師人生を振り返ってみたいと思います。
美容師になろうと思ったきっかけ
きっかけは、中学生の頃、初めて美容院で髪をかっこよくしてもらった時に、「こんな風に人を喜ばせる仕事っていいな」と思ったことでした。
僕は出身はイメージするならトトロが出てきそうくらいすごく田舎です。
それまで親の言われるがままに近所のおばちゃんがやってる散髪屋さんに行っていたのですが、中学生になってちょっとおしゃれなお兄さんがやっているお店に変えてみた時に、すごく感動したのを覚えています。
当時の僕は美容院、理容院、散髪屋さんなど、言葉の違いもよくわかってなくて、今考えれば明らかにあのお店は理容院で、あのおしゃれそうなお兄さんは理容師さんでした(笑)
それでも僕はなぜか美容師になりたいと思ったのです。きっと「美容師」っていう言葉に憧れていたんですね。
それと、当時付き合っていた彼女が美容師になりたいと言っているのを聞いて、「じゃあ自分も美容師になったら一緒に仕事できるやん!」って思ったのも理由の1つなのは内緒です(笑)
小学生~高校生までの自分
至って普通の田舎の少年だったように思います。
畑や田んぼの手伝いをしたり、キノコやタケノコを取りに山に入ったり、お風呂は五右衛門風呂(わかるかな?笑)だったりと、都会の子供たちには経験できないことをたくさんしていたと思います。
漫画やゲームも大好きでした。
あとは小学校から高校まで続けたサッカーも好きでした。そんなに強いチームではなかったし、自分自身もスーパーな選手にはなれませんでしたが、自分たちで練習内容を決め、自分たちで試合のメンバーを選びながら、県大会までなんとか勝ち上がれた経験が、今現在の自分の考え方にも影響していると思います。
チームが団結した時のパワーの凄さをその時に知りました。
高校生になり、おしゃれになりたいという欲が、周りのみんなよりも遅れてやってきました。
田舎では気に入る服がなかなか買えなかったから、1シーズンに1回だけ広島市の本通り周辺までお買い物しに来ていました。
片道2000円の高速バスで、お年玉やバイト代を握りしめて広島バスセンターに向かう2時間半の道中のウキウキ感は今でも忘れられません。
田舎者感が爆発してますね(笑)
大学進学と美容学校進学を迷っていましたが、最終的には親の反対も押し切り、美容学校に進みました。
美容学校での自分とその時思っていたこと
思っていた以上に僕は不器用でした(笑)
自分なりに頑張ったつもりではいましたが、今思えばもっともっと努力できたなぁと思います。
美容学校の中では勉強できる方だったと思うので、いつか何かの役に立てばと、取れる検定は休みを使っても取りに行きました。
あとは、何より初めての一人暮らしが楽しすぎました(笑)
アシスタント時代
不器用さに、ビビりな性格も相まってスタイリストデビューまで結構時間がかかりました。
日々のサロンワークでもなかなか能動的に動けず、先輩たちにはたくさん迷惑をかけたと思います。
それでもシャンプーを褒めてもらったりしたことが毎日の活力でした。
スタイリストになって楽しいこと、辛かったこと
やっぱり何よりお客様に喜んでいただけた瞬間!特に、そのお客様が次に来られた時に、「周りからも評判良かったよ」と言って頂けると嬉しさは倍増ですね!
辛かったことは、僕を信頼していただいているお客様の要望に応えられなかった時。
自分の未熟さで、胸が痛くなりました。。。
将来の夢
まずはもっともっとたくさんのお客様に愛される美容師になること!まだまだ勉強は続けなければいけません。
そして店長という立場にいる今思うことは、自分の後輩たちがスーパーな美容師やネイリスト、アイリストになれるよう支えていきたいということ。自分以上に後輩たちがお客様に愛される人になったら、これ以上嬉しいことはないですね!
学生へのメッセージ
人それぞれ、全員何かしらの「らしさ」ってあると思うんです。その人「らしさ」。
自分の「らしさ」に早く気付いて、それを人に喜んでもらえる武器にできたら、素敵な美容師さんになれます。
他人と比べ過ぎずに、目指す美容師像に自分らしく近づいて行ってほしいです!
美容師って奥が深いです。技術も接客もコミュニケーションも「ここまで出来たら完璧」ってゴールは無いんです。
だからこそ、しんどいこともあるけど、長く続ければ続けた分、新たな発見もどんどん出てくるし、美容師っていう仕事の楽しさにハマっていくような気がします。
一緒にその楽しさを味わえたら最高ですね!