先日プライムビデオで「sunny 強い気持ち・強い愛」って邦画を見た。
90年代にコギャルブームを牽引した高校生の6人グループが20数年後、仲間のうちの一人が末期がんであることをきっかけに再び集まるというストーリー。
安室奈美恵のヒット曲と共にプリクラ、ルーズソックス、ガングロ、援交、リーマン狩り、パンツ売りなど懐かしいワードが次々出てきて、日本中が高校生を中心に回っていたことがよくわかる。
何も怖いものもなく、毎日友達とバカ騒ぎをして、そんな日常が永遠に続くかのような錯覚。
そんなやんちゃな高校生も今や40代に差し掛かり、それぞれ悩みも問題も抱えながら自分
の人生を生きている。
この映画を観てて感じたのは、その日その瞬間を全力で生きることがいかにかっこいいか、恋愛も喧嘩も悪い遊びも一生懸命している姿にすがすがしささえ覚えた。
今やスマホで検索すればなんでも答えがわかる、努力する前に確立を考える、告白する前
にSNSで相手を調べる、失敗が怖くて怖くてしょうがない、いいねの数に一喜一憂する、
生身の人間と付き合うよりYouTube見てたほうが楽しい。
こんな感じかな?
もう一つ感じたのは、そんな高校生であってもその人の考え方、是非、道徳などはあって、大人になってもそれは変わることがなく、そのような人生を歩むんだろうなということ。
誰かに雇われるのではなく自分で会社を興す。
金持ちを見つけて玉の輿にのる。
結婚して専業主婦として幸せな家庭を待つ。
などそれぞれのビジョンに近い形で大人になっていく。
でもなったはなったで、またいろいろな問題はあるんだけどね(笑)
親から庇護を受けてる学生であれば、人に迷惑をかけない範囲ではじけちゃった方がいい
よね。
大喜びしたり、傷ついたりする経験はきっと役に立つし、その後の人生でチャレンジする
とき恐怖感が少なくなる。
君たちのお母さんもルーズソックス履いてやんちゃしてたと想像すると、なんか見方が変
わるよね(笑)