スタイリスト

[美容師になりたい!]「美容”師”というのは恐れ多い」その真意とは!? calmeマネージャーMALI 

こんにちは!calmeマネージャーのMALIです

今日はこれから美容師になりたい!と思っている方に向けて少しでもお役に立てばと思って美容師人生を振り返ってみたいと思います。

 

美容師になろうと思ったきっかけ

 

美容師になると決めたのは小2の時。

正直きっかけが何だったかは思い出せませんが、物心ついた頃から美容院に行かせてもらっていて、

雰囲気、何とも言えない緊張感、ワクワク感、空気感、匂い、、、すべてが好きでした。

美容師になりたい、、、と言うより、なるんだろうなって感じでした。

 

小学生〜高校までの自分は…

 

小1から高3までずっと同じ部活に所属していました。

強い部活だったので小1の頃からほとんど休みはなく、舞台に立つような部活だった為、幼い頃からプロ意識とは、、、の部分を徹底的に叩き込まれ、『舞台に立つと言うことは親の死に目にも会えないと思え』と言われて育ちました。笑

そんな長く続けた部活ですが、いつも脇役で決して向いていたとは言えませんでしたが、団体生活で学ぶことは本当に多く、何よりも続ける事、やり切る事の大切さ、得るものの大きさは身をもって実感することが出来ました。

間違いなく、私の生き方のベースとなっています。

 

早くから美容師になると決めていたにもかかわらず、学生時代美容師になる為にできることがほとんどなく、もどかしく思っていたのを覚えています。

確か、小6〜中1くらいの頃やっていた〝シザーズリーグ〟と言う番組(広島では深夜番組でした。笑)を親の目を盗んで見ていました。

高校生の頃はその時担当してもらっていた美容師さんに教えてもらって、業界紙であるshinbiyou

を愛読していました。

あの頃は純粋なオシャレ心のつもりでしたが、スカートの丈や靴下、メイク、カバンや上履き、ジャージのカスタムが校則ギリギリで、よく先生を困らせていました。笑

 

 

美容学校での自分とその時思っていた事

 

どうせ学ぶなら最高のモノが見たいと思い、東京の美容専門学校に行きました。

当時美容師ブームだった為、何の気なしに推薦で合格した学校の倍率が5倍だったと、入学式の時に校長から聞かされびっくりしたのを覚えてます。

知り合いが一人もいなくて不安でしたが、やっぱり同じ志を持っているせいか入学式の日すぐにクラスメイトと打ち解けて、不安だったのは一瞬で終わりました。

夢に一歩近づけたのが嬉しくて、バイト後もうちに帰って練習するのが苦になりませんでした。

とにかく色々見て経験しようと、月1で色んな有名サロンに髪を切りに行っていました。(…ので学生時代はショート〜せいぜいボブでした。)

ヘアショーもその頃盛んで沢山行ったし、自分たちでも(今思えば見よう見まねで)新宿のクラブで服飾の子と組んでヘアショーしたりしました。

学校でも月1で有名サロンを招いてのヘアショーをして貰っていて、今思えばなんて贅沢な時間だったのだろうと思います。

 

アシスタント時代の苦労話や想い

 

最初はテストになかなか合格できず(特にブロー)泣きながら夜中までレッスンしてました。

基礎が理解できていなかったんですね。

基本である姿勢、角度、髪の毛の落ちる位置、、、などが理解できた時からは突然しっくりきて、レッスンのコツが掴めるようになりました。

カットレッスンに入った頃にはほとんどテストで落ちることはなかったです。

営業中は手荒れに悩まされ、休みのたびに皮膚科に通い、それでも夜は痒くて眠れず、枕や布団は黄色いシミだらけ、、、

私の仕事の話には一切口を出さない母でしたが、一度だけ涙を浮かべながら『もう辞めたら』って言われた事がありました。

 

スタイリストになって楽しい事、辛かった事

 

自分の思い描いたスタイルがこの手で作れる事、そしてそれを喜んで下さるお客様がいらっしゃる事。

単純にこれがやっぱり一番嬉しいし楽しいです。

 

逆に、思い描いたスタイルが作れず、お客様にも悲しい顔をさせてしまっていた頃はほんとに悲しかったし辛かった。

それを乗り越えたから、心からの喜びを感じる事ができるんだろうな、、、と思います。

 

 

美容師を目指す学生へのメッセージ

 

私は今、美容師歴15年ですが今尚〝美容師〟と言う言葉が恐れ多く、100%胸を張って『美容師です』って言えずにいます。

〝師〟と言う重さを考えれば考えるほど、まだまだだなって思います。

だから飽きる間も無く続けて来れているのかも知れません。

まだまだって事はまだ伸び代があって、まだ上手くなれるって事はもっと喜んで頂く事ができる。

技術は果てしなくて、自分が満足するまでは成長し続ける事が出来ると思います。

そんな、高い志を持った人が沢山いて、そんなこの業界が大好きです。

 

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